『上下顎同時印象法』を利用した総入れ歯治療について

歯をすべて失うと顎の骨が変化します。上顎骨は内側に小さく、下顎骨は外側に大きくなるため入れ歯を維持安定させることは非常に困難です。

総入れ歯は口の中の筋肉や舌、顎の骨との空間に唾液の水分による凝集力を利用して維持しています。

この空間の筋肉や舌の動きを妨げないように、上下の顎の骨の型と舌や周囲の筋肉をお口を閉じ圧力をかけて上下同時に型を取ることが、お口の中の空間の隅々まで型取りする中で重要になります。

そして、この空間に体の中心から左右対称に舌や頬、唇に対応するように人工の歯を位置させています。

そのようにすると外れにくく顎の関節と協調的に動く総入れ歯が完成します。

⇒当院の総入れ歯治療の詳細はこちら

千葉県松戸市　ひかり・歯科クリニック　院長 岩田

↑歯がある場合

↑歯を失い骨に変化が生じる

↑上下顎同時印象法の型取り

↑バランスのよい入れ歯製作