インプラント治療について
インプラント治療は、歯がなくなったところに人工的に歯の根をつくり、被せ物をする治療です。この治療法の歴史は40年あまりにもなります。
インプラント治療は、1本の歯が抜けた箇所に対して1つのインプラントが基本です。最近は、歯を多く失っている方向けに、入れ歯の固定のために使用する方法もあります。
JR常磐線・武蔵野線「新松戸駅」より徒歩10分
アクセス・診療時間インプラント治療は、歯がなくなったところに人工的に歯の根をつくり、被せ物をする治療です。この治療法の歴史は40年あまりにもなります。
インプラント治療は、1本の歯が抜けた箇所に対して1つのインプラントが基本です。最近は、歯を多く失っている方向けに、入れ歯の固定のために使用する方法もあります。
50~60歳でインプラント治療をした方が現在、高齢化を迎えています。そこで、作ってから長期間が経過したインプラントへの対応が注目されています。
最近、インプラントの不良問題が多くなっており、ある大学病院のインプラント診療科では、訪れる方の70%がインプラントの維持が不可能になり、撤去を希望する方で、特に70歳代の方が多いと聞きます。
高齢者がインプラントを維持できない原因としては、
などが挙げられるそうです。
現在日本は、諸外国と比較して、高齢者のアルツハイマー型認知症の増加しています。
最新の研究では、欧米化した食生活で動物性たんぱく質を多く摂取し、血糖値が高くなったことが、病気にかかる人を増やす原因の一つだとわかりました。
今後、高齢になり認識が低下し、清掃管理を怠ることや、ご自身が治療された自覚がないことで、問題が起こることへの対応が注目されています。
これからインプラント治療を希望する方は、以下について歯科医師と未来を考えて、治療計画を立てた方がよいでしょう。
多くの歯が抜けてしまった状態に対応する最新のインプラント治療は、御自身や介助の方で取り外し可能で、メンテナンスが容易な入れ歯タイプが開発されています。
これから治療を行う方は、入れ歯タイプのインプラントを選択肢に入れるとよいでしょう。また、現在治療されている方は衛生管理の点で装置の変更をしなければならないかもしれません。
高齢者の歯が抜けた状態を治療する目的は、栄養を口からとり、噛む、飲み込むという機能を営ませ、健康を維持することです。
インプラント・入れ歯に関わらず、人工臓器として認識し、歯科医師とともに自分に合った方法で、治療にあたることが大切です。
治療は、骨の中にチタン製インプラントを埋めるステップと、歯を入れるステップの大きく2つの段階に分けることができます。
十分な診査と綿密な治療計画を立てた上で、患者様に合わせた治療を進めていきます。治療はインプラント療法のトレーニングを受けた歯科医師が行います。
局部麻酔のもと、顎の骨にチタン製のインプラントを埋入します。このインプラントが新しい歯の土台となります。
インプラントを埋入したあと、歯肉で覆い、インプラントと骨が結合するのを待ちます。
通常の治療期間は3〜6ヶ月です。この間は仮の入れ歯を使用することができます。
インプラントが完全に顎の骨と結合したら、アバットメントを連結します。
この状態で歯肉が治癒するまで、個人差はありますが、1〜6週間ほど待ちます。
歯肉の治療後、補綴物を作るための型取りをします。歯の形や色などを決めて、補綴物が完成したら、アバットメントに装着し固定します。