総入れ歯治療について
時代に左右されない、普遍の機能を求めた総入れ歯の治療
日本は長寿化により、全身疾患や認知症などが常態化した疾病構造に変化してきました。それに伴い高齢者のお口の問題も多くなっています。
最近では、全身疾患などにより食事を口から食べられなくなると、鼻からの栄養補給や胃瘻になり、肺炎のリスクが高くなることが分かりました。栄養摂取だけでなく、健康維持の観点からも口から食べる機能の大切さが注目されています。
歯がすべてない無歯顎症の方は、どのように機能を改善するのでしょう。最近では無歯顎症にインプラント治療をすることもあります。一方で、外科手術が必要ないため身体に負担が少なく、メンテナンスと破損時に修理が容易な総入れ歯による治療が見直されてきています。