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就寝時に入れ歯をつけていますか?

就寝時には入れ歯を装着して就寝するのが理想です。
もちろん、清掃してから装着して睡眠です。

就寝時に入れ歯をしておく場合のメリットは

1.舌の空間確保
2.顎関節や歯を保護している
3.緊急時に紛失しないために

などがあります。

これらのメリットについて、ひとつずつ解説していきます。

1.舌の空間確保

舌は発音・味覚・咀嚼する時、入れ歯のかみ合わせとともに、よりこれらを円滑に機能させる重要な臓器です。

睡眠時にはこのような働きをしないのですが、入れ歯がなく上下の歯のかみ合わせがない時は、舌のあるべき空間は保たれないために、舌の根元が気道を狭くしてしまう可能性があります。

そのため、睡眠時の呼吸量に影響することがあります。

2.顎関節や歯を保護している

顎の関節は、耳の穴の少し前にあり、扉の構造に似ています。

扉には蝶番と緩衝材や枠があり、枠にピッタリと扉が収まるように蝶番が回転して閉じます。

蝶番が顎の関節、緩衝材が関節軟骨、枠がかみ合わせに例えると、枠が適正でないと蝶番が壊れるように、入れ歯のかみ合わせが合ってないと顎の関節や関節軟骨に負担がかかり、障害が起こりやすいのです。

入れ歯の奥歯でしっかりとかみ合わせを作ることで、顎の関節の構造を健全に保つことができるのです。

残っている歯は孤立していることが多いので、入れ歯を入れないと歯の根に負担がかかり移動してしまったり、歯肉を咬んだりします。

当院で取り扱っているテレスコープシステムの入れ歯は、歯に被せる内冠と入れ歯に内蔵されている外冠の二重構造になっています。

この入れ歯の内冠と外冠で孤立している歯を固定するので、かみあわせても歯の根への負担が最小限なのです。

3.緊急時に紛失しないために

阪神淡路の震災時は朝方だったため、入れ歯を失った方が多かったそうです。

被災しても歯科治療の優先順位は低いようですが、入れ歯がないと栄養が摂れず場合によっては切実な問題となります。

睡眠時の無意識状態でも入れ歯を装着しておくことは重要な意味があるんです。

入れ歯のお悩み、お気軽にご相談ください。

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千葉県松戸市 ひかり・歯科クリニック 院長 岩田