JR常磐線・武蔵野線「新松戸駅」より徒歩10分
アクセス・診療時間今年から参加し始めた、医科系の学会「日本リハビリテーション栄養学会」の学術集会に参加してきました。
仙台は小雪ちらつく寒い天候でしたが、会場近くの仙台城付近にはまだ紅葉も見ることができました。
散策するとコンパクトながらも歴史・文化・食などが充実した街でありました。
この会に入会したのは、私たち歯科医師の役割は歯科医院での歯科疾患の治療することですが、身体の病を患い入院したり、在宅医療療養の高齢者の健康維持をしている医科のリハビリ最前線について学びたいと思ったのがきっかけでした。
この学会では病状が回復し、早期に口から食べることや栄養管理しての筋肉のリハビリテーションを積極的に行う方針を打ち出しています。それで早期の社会復帰や支援の必要のない身体維持を達成している病院の取り組みを見ることができました。
そのほか、専門医の講演から自分の誤った疾患の認識がわかり、とても勉強になりました。
また、この学会を見て、医科では口の中を衛生管理する歯科衛生士の関わりが多かったのですが、私の大学病院で学んだ歯を失うことの予防治療や、安全な入れ歯治療、嚥下障害などを筋肉機能から改善ができる技術を活かせると感じました。
リハビリテーション栄養とは、栄養状態も含めてICF(国際生活機能分類)で評価を行ったうえで、障害者や高齢者の機能、活動、参加を最大限発揮できるような栄養管理を行うことです。
本研究会は、リハビリテーション栄養を多職種で、すなわち、医師・歯科医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・歯科衛生士および、その他医療・介護職で、考え、学び、実践していく研究会です。
(学会ホームページより)
千葉県松戸市 ひかり・歯科クリニック 院長 岩田