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ドイツ人理学療法士による、顎関節症研修会へ参加しました

多摩リハビリ

「頭部下顎障害に対するアプローチ」と題して、ドイツ人理学療法士Matthias Schulte氏による、いわゆる理学療法的「顎関節症」治療についての研修会に参加してきました。

会場は多摩リハビリテーション学院。設備の整った美術館のような建物でした。

セミナーの内容

PNS

参加者は、多くの理学療法士と、歯科関係者は私と歯科衛生士さんの2人のみでした。

2マティアス

講師のシュルテ先生は、見上げるほど高身長。親切で気さくな方でした。

講義

講義と実習を交互に行います。講義の資料は私のボスである稲葉先生と交流のある、マールブルグ大学のウルリッヒ・ロッツマン教授の図書を使用していたので、理解しやすいものでした。
動画も多用しているので病態の理解が深まりました。

セミナーの様子

模様

理学療法士のみなさん、食い入るように見ています。実習では顎を動かす筋肉を伸展させて緊張状態を確認するというもの。

指導

私も、ドイツ人理学療法士の感覚をつかむべく体験しました。とてもソフトなタッチで筋肉触診しているのがわかりました。

今回の顎関節症セミナーで学んだこと

今回の研修では、理学療法の本場ドイツでは、歯科医師・理学療法士・セラピストがこの病気に関わっていることがわかりました。日本では、このような連携はまだ見られないと思います。私の診療にも、咀嚼筋の診査等にとても参考になり、他職種から見地を確認できた、とても有意義な研修会でした

今年、ドイツに歯科研修旅行があるので、現地の大学病院での歯科医師のアプローチを学んでこようと思いました。

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千葉県松戸市 ひかり・歯科クリニック