JR常磐線・武蔵野線「新松戸駅」より徒歩10分
アクセス・診療時間当院には「急に口が開かなくなってしまった」という患者様が来院されることがよくあります。
そのとき、どのような仕組みで口が開かなくなってしまっているのかを少しご紹介したいと思います。
顎が正常に動いている場合、上下の前歯間の距離で4cm以上の開口量があります。
下図は右顎関節の開口時の模式図です。口を開くと同時に下顎頭(骨:オレンジ色)は回転しながら前方に移動します。同時に関節を包む関節円板(軟骨:ブルー色)も移動します。正常な顎関節は骨と軟骨が連動してスムーズに動くのです。
口が開かない異常な状態の一例として復位性関節円板前方転位という状態のものをご紹介します。(言葉は難しいですがそこは気にしないでくださいね。)
痛みがなく口が開くのが4cm以下の場合は、関節円板(軟骨:ブルー色)の位置異常が見られることがあります。下図のように関節円板が痛みと雑音を伴って、元の位置に戻り口が開くことになります。口を閉じるとまた関節円板の位置がずれます。
他に
・口が4cm以上は全く開かない
・骨が変形しているなど
症状はさまざまです。
これらの関節円板の軟骨の位置や骨の形態を診るには、画像検査でわかります。
当院でも顎関節の画像検査を行っておりますのでご気軽にご相談いただければと思います。
千葉県松戸市 ひかり・歯科クリニック